葬儀用語「直会(なおらい)」など葬儀や法要の場で扱われる専門用語を解説します。公営斎場Wiki〜公営斎場・葬儀・家族葬etc〜

直会(なおらい)葬儀用語「直会(なおらい)」葬儀・家族葬【公営斎場Wiki】

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直会(なおらい)とは、それまで神前に供えられていた神饌、お神酒をおろして、参会者全員で分かち合い、一緒に頂くことを言います。

直会とは?葬儀用語「直会(なおらい)」葬儀・家族葬【公営斎場Wiki】

一般には、神事終了後の宴会(打ち上げ)とされるが、本来は神事を構成する行事の一つである。神霊が召し上がったものを頂くことにより、神霊との結びつきを強くし、神霊の力を分けてもらい、その加護を期待する。本居宣長は斎戒を解くこと(解斎)の意としたが、古くからの祭式では祭典の前儀や本儀で行われる例もあり、解斎のみを意味すると解するのは誤りである

神社から餅などを頂く場合にいう直らうも似た意味の言葉である。

神社本庁が定める「神社祭式」では、どの祭式・祭祀でも必ず直会を行うとし、その具体的な作法も定めている。なお祭祀によっては故実による独自の作法が伝わっているものもあり、この場合はそれに従うものとされている。